第1章 ちいさなハリネズミ

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4年。 4年待った。 短くはなかった。 けれど長いとも思わなかった。 ベンはもう、両親の顔を 思い出せない。 大好きだった両親の温もりも… いつの間にか忘れてしまった。 ベンは両親がいなくなってから 初めて泣いた。
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