【第一章】

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そのまま悪魔なママンは何事も無かったかのように階段を下りていったッス。うん。今日寝てたら俺間違いなく学校じゃなくて病院行ってたッスね。 扉開けたとき驚く前に見えたママンは鬼とか悪魔通りこしてた顔してたッスから。 ちなみにこの「ッス」ってうざいッスか?でも今の俺の流行なんッスよ。ほら、往年の名作のバスケット漫画の「ぴょん」とか「べし」みたな感じッス。 とりあえず制服を手に取りズボンを履いて、Yシャツとネクタイを手に持って階段を下りていく。洗面台に直行すると顔を洗って寝癖を直してワックスを手にとって♪すーぱーはーどでランランララン♪なんてちょっと年齢訴訟な曲を鼻歌を歌いながら髪の毛セットしていく。最後は黒のカチューシャでオールバッグにっと。 リビングに行くと既に父さんが珈琲を飲んで新聞を読んでる。 「父さんおはよーッス」 俺の声に気付いた父さんは驚いたようにこっちを見る。なんで死んだ人を見るような目をしてるッスか?
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