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「玲奈、なんで告白しなかったの？」
わたしは、疑問に思い、直接聞いた。
「……やっぱり、いきなり告白なんかしたらさ。困るかなと思って。」
……。
「ねぇ、遊園地、菜月も来るんでしょ？」
「えっ。えと…うんと…」
なんか分からないけど、戸惑った。
「彼方から聞いたもん。」
「そ、そか…。ごめんね、せっかくなのに…」
「ううん。わたしも菜月がいてくれたほうがいい。安心するもん。」
玲奈がそう言ってくれたからわたしも安心した。
「でもそのときは……」
玲奈がまっすぐにわたしを見つめた。
妙に緊張させられる。
「協力してね？」
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