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そ、そんなこと…どうしてわたしに聞くの?
ねぇ、なんで?
そんなこと聞かれると。
わたし、馬鹿だからうぬぼれちゃうじゃん…。
「つ、付き合えばいいんじゃない!!!?」
思ってることと逆のことを言った。
本当は、「断ってよ」って言いたいけど。
言えなかった。
「それでも…いいの?俺、あいつと付き合ってもいいの?」
せ、星夜?
どうして、そんなに悲しそうな顔…。
「菜月……。」
「せ、星夜っ、あんた大丈夫!!?何かあったの??」
絶対こいつおかしいよ!
「な、なんだよ。大丈夫だっつぅの。」
わたしが聞くと、星夜はいつもの表情に戻ってそう言った。
「まぁ、いろいろサンキューな。明日はよろしく頼むぞ。」
「うん」
明日…遊園地…ね。
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