第二章

3/3
前へ
/10ページ
次へ
「ちなみに、Dブロックの君に戦ってもらうのは私が用意しておいた戦闘用ロボット3機だ。ここには君以外の生徒もいるから協力してみるといい。では、健闘を祈る。」 先生は、それを言い残して、どこかへ消えていった・・・ (対戦相手が戦闘用ロボットとは言え、気を抜くわけにはいかない。慎重に行動するか。) ゆっくり歩いて周りに警戒しながら進む・・・すると、 「っち、何なんだあいつ!・・・ん?おお、お前がいるとは思わなかったぜ。」 違うクラスの友人がいたようだ。どうやら敵に追われていたらしい。 「戦闘用ロボットとは聞いていたが、完成度はかなりのものだったぜ・・・まず普通にハンドガンじゃ倒そうとしても無理があるな・・・・装甲が硬すぎる・・・」 (とりあえず、ここにいる3機を倒せば、俺らは次のブロックへ行けるのか?) 「どうやらそうみたいだな。お互い頑張ろうな。ちなみに、調べたらこの工場内に武器が落ちていることがあるらしい。手持ちの武器で勝てないと思ったら取りに行くのも一つの手だな。」 (さんきゅ。参考にしてみるぜ。) そう言って、友人とは別れた。(最後まで無事だといいな・・・)
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加