第一章

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そう、あれは、中学の卒業式の約一ヶ月前 何気ない日常がもうすぐ終わりを迎えようとしている 今ここにいる仲間達とも、あと少ししか笑いあったり、馬鹿やったりできない そう思いながらも、いつも通りの日常を過ごしていた 「なぁ、今日どこ行くよ?」 「駅前の本屋なんてどうよ?」 「あそこ俺がほしい本無いんだけどな~…」 いつもと同じ会話を聞き、 「え~、ここのこれがこうなるわけです。はい、分かる人は挙手」 いつも通りの授業を受け、 「んじゃあ、また明日な~。」 いつも通り帰る そんな日常のまま終わる……はずだった……
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