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そう、あれは、中学の卒業式の約一ヶ月前
何気ない日常がもうすぐ終わりを迎えようとしている
今ここにいる仲間達とも、あと少ししか笑いあったり、馬鹿やったりできない
そう思いながらも、いつも通りの日常を過ごしていた
「なぁ、今日どこ行くよ?」
「駅前の本屋なんてどうよ?」
「あそこ俺がほしい本無いんだけどな~…」
いつもと同じ会話を聞き、
「え~、ここのこれがこうなるわけです。はい、分かる人は挙手」
いつも通りの授業を受け、
「んじゃあ、また明日な~。」
いつも通り帰る
そんな日常のまま終わる……はずだった……
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