しずく

2/2
前へ
/22ページ
次へ
下弦の月から一滴 ポタリとこぼれた涙 哀しみの思いを乗せて 海の上に落ちて弾けた 水面で揺らめく月の光 哀しみも溶けていく また陽がのぼり朝焼けが 一日の始まりを告げている あなたの顔を思い出し また無性に会いたくなる ただ素直にそう思える幸せ 陽の光を浴びながら また歩き出す
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加