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パムッカレに着いたのは、夕方だった。
明日の昼はカッパドキアへ行って、3日後には空港へ行く。トルコを離れる時間が刻々と近づいていた。
パムッカレは比較的治安が良いので、夕食の後は自由時間になった。
食卓でのんびり折り紙を折る幸の隣には、草太の姿があった。
「ソレ、いつも折ってるね😌」
「ん~『折ってると落ち着くだろ😆⁉』って、お祖父ちゃんの受け売りですけど😌」
「お祖母さんじゃなくて😓⁉」
「うん。お祖父ちゃん😆
小さいとき、皆出かけたりしてお祖父ちゃんと2人っきりになったとき、そばにあった新聞紙を切って、よく鶴を折ってくれたんです😆」
「いいお祖父さんだね😆」
「お祖父ちゃんは若い頃に足を折って、しばらく入院したらしいんです。そのとき大好きな煙草が吸えなくて、暇でずっとイライラしてたらしいんですけど…『両手があるんだから、働きなさい😡』って当時看護婦だったお祖母ちゃんにガツンと言われたらしくて😌」
「へぇ~(笑)」
「鶴を折ると人が集まってきて、話しに花が咲いて、毎日楽しかったそうです😌お祖母ちゃんに『もうすぐ退院ね😆』って言われるまで、本当にあっという間だったとか」
「それで幸も鶴を折るのか~😆」
「お祖父ちゃんがあんまり嬉しそうに折るから、移っちゃいました😃」
「いいな、そういうの😌」
「本当、羨ましいです😆」
「それもあるけど、それが当たり前になってる幸が、いいな。好きだよ。」
「…草太さん、私恋愛経験ないんで、譜面通り受け取っちゃいますけど…💦」
「幸…俺はアレンジしてもいいよ🎵あいら~びゅ~、ウォアイニィ~、あと何かつける⁉」
「😓❗⁉また貴方って人は😃💨」
「幸が好き😆付き合って😉」
「しょうがないなぁ😌お友達からならいいですよ😆」
「え~💦」
「だって軽いし、この陽気だし。旅先で浮かれてるだけでしょう😌⁉」
「んなこたぁない😡モテない君だからこれでも必死なの💦じゃなきゃ、どうしてトルコ一人旅なのさ😓」
「間接的に私もモテないさんだと…😢」
「…そうじゃなくて…もう、イケズっ😢」
「わかりました😆よろしくお願いします😌」
「…本当に😓⁉この陽気にあてられたんじゃなくて⁉」
「嫌ならいいですよ😌⁉」
「…負けた💦末永くよろしくお願いします」
「はい😆」
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