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「…何かあった⁉仕事で。」 それまで終始笑っていた草太が、ふいに真顔になった。 「あ~😌💦ここに来る前に、辞めて来たんです😆」 「…笑わなくて良いよ。嫌で、辞めたんだろう⁉」 草太の声は、ただ優しかった。 「…草太さんて、いつもそうなんですか😌⁉」 「…」 穏やかな目で見つめられ、幸は逃げ場をなくした。 「それってズルイです…😢」 幸はそう言うと、泣いた。 キリム屋の親爺が、草太をひとにらみした後、幸に紅茶を入れた。 リンゴの甘い香りが辺りを包んだ。
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