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《擬音語・擬態語》
「音」の表現。すなわち、効果音を文字で表現するための方法ですね。
これ、書きはじめたばかりだと、よく「ドカーンッ!」「ゴオオ……」などの擬音語のみで表現してしまう方がいます。
ところが小説で読むと、場合によってはすごく幼い表現に見えてしまうんですね。読み手によっては、ひどいと「頭悪いんじゃないのこの作者?」って見ちゃう人もいます。
活字を読みなれた読者なら、きっと小説中で見た瞬間ずっこけるかと。
せっかくシリアスな場面のはずなのに、ギャグになってる! って(笑)
同じく文字を扱うものでも、確かに漫画ではよく
ドカーンッ
ゴゴゴゴゴ……
ザシュッ
と、音が「書き文字」と呼ばれる手法で表されています。が、残念ながらこれはマンガ特有の表現方法。
なぜマンガ特有かというと、マンガの場合はこれらの文字も「絵の一種」だからなんですね。
ほら、ギザギザしてたり丸かったり鋭かったり、マンガの効果音って飾って描かれているでしょう?
擬音語を使ってはだめ、というわけではないんです。使い方次第なんですよ。
擬音語それそのものだけ使うとストレートすぎて浮いてしまうので、文章の中でワンクッションおいて説明してあげたりすると、ソツのない大人の表現に見えるわけです。
描写のなかにさりげなく混ぜてみたり、似ていますがちょっと違う「擬態語」を使ったりして表現するのが一般的ですね。
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