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出会ってシマッタ
昔馴染の人から 久し振りに帰って来た地元で誘われ飲みに出た
隣り向こうでは一人カウンターで飲んでる男がいた
目の前にある パスタやピザ
明らかに出前の物に中途半端に残し
ママへ何らかの話をして没頭していた
その言葉の中に 聞き覚えのある名前が出た
子供の頃の記憶が蘇る
「もしかして滝沢さん?」
まさかこんな所で会うとは思わなかったが 彼は懐かしく感じたのか
色々と話かけて来た
一緒に来た人からすれば他人
内容も判らず ただ持っているグラスにチビチビと口を付けていた
話も弾む頃 彼はギターやネット販売 そして小説家だと言っていた
全て 今自分自身に必要であり 此から独りで生きてく上で身に付ける能力だった
(教えて貰いたい)
すると 彼から
「バイトを探している
来てくれないか」
と 話出した
ちょうど暇を持余していたのもあり行く事にした
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