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獣道を１人、眞那は進んでいた。
「美波お姉ちゃん…心配してないかな…。」
神代美波さん
（かみしろ みなみ）
父のお姉さんの娘さん。
フリーライターの仕事をしている。
とても優しい人で、お化粧とかいろいろ教えてもらった。
両親が亡くなったときにも、１人だった私を引き取ってくれた。
メモ書き置いてきたし、大丈夫だよね…。
そんなことを考えながら、獣道を進んでいくと、何かが見えた。
「あれは…」
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