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『美樹さん、いっぱい泣きな。落ち着いたらゆっくり話を聞くから。』
そう言って 背中を優しく撫でてくれる。
私は耐えきれず、嗚咽をもらし思い切り泣いた。
もう、本当に わんわん泣いたっていう表現がしっくりくる位・・・泣いた。
そして工藤さんに抱き締められたまま泣きつかれて眠ってしまった。
子供みたいに。
・・・ふと目を開けたら そこはベッドで。
工藤さんに腕枕をしてもらっていた。
私が起きた事に気付き、工藤さんがクスクス笑いながら私に言った。
『美樹さん、子供みたいでした。可愛かったですよ。』
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