その後のはじまり

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「死んでるの?」 少女は、少し彼の肩を揺すってみた。 「もしもし?こんなとこで寝てたらバチが当たるわよ?」 今度は肩を数回叩いてみる。 「生きてないのかしら…」 自分が今触れていたものが死体だと思うと寒気がした。 放っておきたいが、しかしそれもできない。 なぜならここは、聖地だから。
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