その後のはじまり

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「どうしよう…」 闇夜の中でほのかに輝く花。 夜にだけ咲くその中で眠る男の姿は、死という恐怖をよりいっそう少女に与えた。 『おとうさんを呼んでこよう…』 少女は、持ってきた大きなカゴをその場に置いて、一目散に家へ駆け出した。
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