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雫「僕のこと知ってるんですか?」
?「ああ、名前だけ。今年トップで入学してきた新入生だったから気になっていてな、まさか今日会うとは思ってなかった。」
雫「そうみたいですね。でもあれはまぐれですよ。頑張ったかいありました。」
?「…ふっ…そうか。まぁ今日会ったのも何かの縁だ。覚えとこう。」
雫「はっはい。…ありがとうこざいます(何でこの人の笑顔見てドキドキしてるんだろ…男だろー)」
?「…?(なんだ~?人の顔じろじろ見て)」
雫「(てか先輩の名前って何だろ?…でも僕なんかが軽々しく聞いたりしちゃいけないよね…)」
やがてお互いに無言になり、静けさだけが残る。
そんな中雫は先輩の事を無意識のうちに上目遣いで見ていた。
雫「(…でも、せっかくだから教えてもらおうかな~…てか教えてくれるかな…)」
目の前の先輩が息を呑んだことに気づかない雫。
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