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[29歳12月]
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瑠莉…
俺だって…瑠莉と一緒なら場所なんて何処でもよかったよ。
あのとき瑠莉も、そう言いたかったんだよね?
俺は本当に楽しかったよ。
だから、瑠莉も楽しかったんだって勝手に定義づけて
あの背中が笑ってるように見えてた
でも、違うんでしょ?
本当は泣いてたんでしょ?
俺には俺の感情があるように、瑠莉には瑠莉の感情がある。
そんな当たり前のこと
今さら気付いたってもう…遅いよね
山「──ダー!!リーダー!」
桐「…え?」
山「リーダー、大丈夫?次、リーダーの番だよ。」
桐「あ、うん。ありがとう山洵。」
山「…無理しないでよ?」
桐「うん。大丈夫。」
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