Vision Ⅱ

10/10
前へ
/94ページ
次へ
どうしよう。忘れることができない。 いや、忘れたくはない。 だけど、仕事のときくらい忘れなきゃ。 プロ失格だよ… 末「リーダー。ちょっと話があります。」 桐「…何?まつ…。」 末「…早く…瑠莉ちゃんのこと忘れてください。」 桐「…え?」 末「リーダー、仕事に集中してますか?…してないでしょ?俺たちにとっては迷惑なだけなんですよ。」 桜「ちょっ、まつ!?言いす…ぎ…」 桐「…っ…忘れられる訳…ないだろ… …どうやって忘れろってんだよ…ッ!!」 草「リーダー…」 山「そうだよまつ。1ヶ月前だよ?忘れられるわけな「瑠莉ちゃんだって!!…辛かっ…っ」末 末「っ…もう…いいよ。とにかく…早く忘れてください。」 瑠莉だって辛かった…? 辛かったのは俺の方だよ。 だって瑠莉、きみは…。  
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

107人が本棚に入れています
本棚に追加