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瑠「じゃあ私帰るね。剛、まつ、また遊ぼうね!」
末「じゃあねぇ~!」
桐「瑠莉、送るよ。」
瑠「いいよ。私大丈夫だから!」
桐「でも…。」
瑠「大丈夫だから。じゃお邪魔しました。またね?」
桐「うん。また。」
あ…。あのときと同じ顔をしてた。
あの、悲しい顔。
末「リーダー?どうしたのボーッとつったって。」
桐「いや?なんでもないよ。」
末「それよりさ、瑠莉ちゃん楽しい人だね。」
桐「でしょ?一緒にいて楽なんだよね。」
末「リーダーさ、どう思ってんの?」
桐「どうって…。楽しい?」
末「そうじゃなくて、好きとか…」
桐「好き?…一緒にいて楽しいとか、飽きないとか…」
末「でもオフの日は瑠莉ちゃんに会いたいって思うでしょ?」
桐「うん。でもそれってさ…「好きってことなんじゃないですか?」
桐「…そうなの?」
末「はぁ…。あんた、どんだけ鈍感なんだよ(笑)」
鈍感って言われてもなぁ
末「とにかく、リーダーから言うんだよ!」
桐「…え?」
末「こ く は く!」
まったくもう、言うっていったら告白しかないでしょう。とかぶつぶつ言いながら帰り仕度を始めたまつ。
桐「今日は楽しかったよ。」
末「俺も。久しぶりにリーダーん家来れて楽しかった。じゃあまた明日~。」
桐「明日ねー。」
まつは、ひらひらと手を振って帰ってった。
嵐が…過ぎ去った…(笑)
だって鈍感だの告白だの…訳分かんないよ。
俺が瑠莉を好き?…好き?好…き。
分かんねぇや(笑)
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