Vision Ⅲ

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─────── 瑠「じゃあ私帰るね。剛、まつ、また遊ぼうね!」 末「じゃあねぇ~!」 桐「瑠莉、送るよ。」 瑠「いいよ。私大丈夫だから!」 桐「でも…。」 瑠「大丈夫だから。じゃお邪魔しました。またね?」 桐「うん。また。」 あ…。あのときと同じ顔をしてた。 あの、悲しい顔。 末「リーダー?どうしたのボーッとつったって。」 桐「いや?なんでもないよ。」 末「それよりさ、瑠莉ちゃん楽しい人だね。」 桐「でしょ?一緒にいて楽なんだよね。」 末「リーダーさ、どう思ってんの?」 桐「どうって…。楽しい?」 末「そうじゃなくて、好きとか…」 桐「好き?…一緒にいて楽しいとか、飽きないとか…」 末「でもオフの日は瑠莉ちゃんに会いたいって思うでしょ?」 桐「うん。でもそれってさ…「好きってことなんじゃないですか?」 桐「…そうなの?」 末「はぁ…。あんた、どんだけ鈍感なんだよ(笑)」 鈍感って言われてもなぁ 末「とにかく、リーダーから言うんだよ!」 桐「…え?」 末「こ く は く!」 まったくもう、言うっていったら告白しかないでしょう。とかぶつぶつ言いながら帰り仕度を始めたまつ。 桐「今日は楽しかったよ。」 末「俺も。久しぶりにリーダーん家来れて楽しかった。じゃあまた明日~。」 桐「明日ねー。」 まつは、ひらひらと手を振って帰ってった。 嵐が…過ぎ去った…(笑) だって鈍感だの告白だの…訳分かんないよ。 俺が瑠莉を好き?…好き?好…き。 分かんねぇや(笑)  
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