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[29歳12月]
桐野side
末「───ダー…リーダーッ!」
桐「ま、まつ…どうしたの?」
末「どうしたのじゃないですよ…。また…瑠莉ちゃんの事思い出してたでしょ。」
桐「…え…まぁ。」
末「…気持ちは分かりますけど、次…俺達の番ですよ。」
桐「あぁ、うん。」
草「リーダー、仕事のときは…忘れよう。」
桐「うん、ごめん。」
忘れられるわけがない。瑠莉は俺の彼女だった。
ちょうど1ヶ月前、天国へ旅立ったんだ。
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