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荷物を積み終えた少女は大量の物に埋もれるようにして自分もサイドカーに乗り込む 早く早くと急かす少女に少年もバイクに跨る バイクのエンジン音が大きくなる 「じゃあ、行こうか」 「りょ~か~い!飛ばしてこうよ少年!」 少年は返事の代わりに勢いよくバイクを発進させた 朝日に照らされた一本の街道があった そこを軽快なエンジン音と共に走る一台のバイク 砂ぼこりを上げながら走るバイクはやがて地平線の彼方へと消えていった END
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