昼~夜

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「じゃあ手伝ってくれ」 「いや」 「即答だな~」 答えを予想していたのか少年は驚く様子もない 「だってバイクよく分からないし、暑いし、手汚れるし」 「じゃあ、じっとしてて」 「やだ、暇だから」 無言でバイクに向き直り修理を始める少年 「少年? お~い少年、聞いてるの?」 ……… …… 「しょ~ね~ん?」 「修理が進まないんだけど」 「いいじゃない、少しくらい相手してよ」 「直らなくてもいいの?」 「それはそうだけどさ~」 だってヒマなんだもん とつまらなそうに言う
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