昼~夜

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「はぁ、それじゃあさっきからその辺を飛んでる蝶でも捕まえてなよ」 「なにそれ、そんなの面白いの?」 少年の提案に興味なさそうに返事をする少女 「面白いかは分からないけど……そうだ、じゃあもし手で捕まえてこれたら今日の食事当番変わってあげるよ」 「本当!いいの」 少女は嬉しそうな声をあげる 「隣でヒマだヒマだって言われ続けるよりはマシだよ」 「やった!簡単じゃない、その約束忘れないでよ」 そう言うと少女は少し離れた所で飛んでいる蝶に向かって行った
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