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容赦なく降りそそぐ太陽の光も時間とともに弱くなってきた頃
ずっと修理を続けていた少年の前に息のあがった様子の少女が立った
「ねえ、少年」
「どうしたの少女」
「暑い」
「まぁけっこう頑張ってたしね」
汗でびっしょりになっている少女をみて笑う少年
「と言うか何で捕まらないの!蝶ってあんなに素早かったっけ?」
「この辺りの種類はかなり素早いんだ」
「なにそれ!? それ少年は知ってたの?」
「まあ」
「何で言ってくれなかったのよ?だましたの?」
「だましたもなにも、聞かれなかったから」
涼しい顔で言う少年に、そうだけど~と不満げな少女
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