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誰よりも警戒心が強い彼は完全に美羽を長州の差し金だと思っているのだ。
美『は?あたしのどこが病気持ちにみえんだよ。』
しかし、"間者"の言葉の意味すら知らない美羽は"患者"と間違えて解釈した。
土『は?みえね―けど。』
美『でしょ?はい、患者じゃないね。』
土『あぁ。‥ってちげぇ!!!!!』
美『うるせ―っ!!!!!』
鼓膜の破れそうなツッコミを受けて思わず叫ぶ美羽。
美『てゆか、あんたらなんなの!?コスプレすんのはいいけど巻き込まないでくれる?あたしコスプレする趣味ないんだよね!!』
全『‥。』
なぜかキョトンとするギャラリー。
その様子を見てキョトンとする美羽。
その沈黙を破ったのは美羽を屯所に連れてこようと言った美少年だった。
沖『おもしろいですね―。こすぷれってなんですか―?あ、あとさっき言っていた、‥なんでしたっけ?はりうっどでぶ?』
美『ちょww、ハリウッドデビューねwてゆか、無知すぎでしょ!!!』
イケメンなのにもったいな―い、と思いながら憐れみの目を向ける。
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