江戸

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美『おっ、あるじゃん!!!』 握りしめていた携帯電話を開きパチパチと操作をする美羽。 美『はい、チーズ。』 携帯電話を顔の前にかざしてレンズが弟キャラの少年に向ければボタンを押す。 平『うわっ!!?』 土『おいっ、てめっ!!!』 ピロリーン。 機械的な電子音が呑気に鳴り響く。 土『てめぇ、なにしやがった!!!』 そんな呑気な電子音をかきけすような怒鳴り声が部屋中に響く。 一体何度目の怒鳴り声なのだろう。 美『はい、これ。』 怒鳴られながらも携帯電話の画面を見せる。 そこには、なにかされると思い驚いた表情を浮かべる弟キャラの少年と、大事な仲間になにかされると思い刀を引き抜く鬼が写っていた。 平『へ‥?これオレと土方さん?』 原『なんだなんだ、‥うおっ!!!!!なんだよこれ!!』 沖『うっわ―、二人とも酷い顔ですね―。』 全「『そこかよっ!!!!!』」 みんなの心が一つになった瞬間だった。          
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