341人が本棚に入れています
本棚に追加
美『なんだよぉおぉ!!!この漫画みたいな展開はぁあぁ!!!!!』
たしかに。←納得
十字路を駆け抜けようとした美羽は、もちろん左右を確認する余裕などなく、そのままのスピードで道が交差するところへ飛び出した。
その瞬間‥
びっび―――っ!!
キキィィィッ!!!
‥どんっ!!
けたたましいクラクションの音が鳴り響き、ブレーキの音が聞こえた。
その瞬間、体に強い衝撃が走り、自分は車にはねられたのだ、と妙に冷静に自分の状況を考えられた。
それと同時に
うわ―、なんてベタな漫画みたいな展開なんだ‥。
とまで思った。
十字路に飛び出してからのその全てがスローモーションで流れたようだった。
そして、美羽は‥
意識を手放した。
最初のコメントを投稿しよう!