平成

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美『なんだよぉおぉ!!!この漫画みたいな展開はぁあぁ!!!!!』 たしかに。←納得 十字路を駆け抜けようとした美羽は、もちろん左右を確認する余裕などなく、そのままのスピードで道が交差するところへ飛び出した。 その瞬間‥ びっび―――っ!! キキィィィッ!!! ‥どんっ!! けたたましいクラクションの音が鳴り響き、ブレーキの音が聞こえた。 その瞬間、体に強い衝撃が走り、自分は車にはねられたのだ、と妙に冷静に自分の状況を考えられた。 それと同時に うわ―、なんてベタな漫画みたいな展開なんだ‥。 とまで思った。 十字路に飛び出してからのその全てがスローモーションで流れたようだった。 そして、美羽は‥ 意識を手放した。          
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