絶え間ない

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 それは始まれば断続的に続き、終わりなんてものは見えないものだ。 そもそも、始まっていなかったのかもしれないし、生まれる前から始まっていたのかもしれない。 そのどちらかだと断言することは誰にも出来ない。 それは、全ての世界において尤も弱い人物であっても、天界にすむ二重人格者にしても、世界の従僕の主人である魔法使いであってもである。  物語は絶え間無く愚直に続いている。
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