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あの後春先輩にマジで殺される3秒前まで追い詰められました。
他の方々はって?
オレがフルボッコされてんのスルーで楽しく談笑してやがりました。
「いってぇ…マジで死ぬかと思った。」
おかげさまで起き上がるのが辛いぜ。
女子相手だから手は出せないし…一方的にやられるしかないよな。
「つか誰か助けろや…」
呟きましたが何も起こらなかったので自分で起きて席へ戻りました。
まったく…視線が冷たいぜ☆
「つーかみなさん揃ってそんなに睨まないでくれませんかね?」
「だって龍一君が悪いんだよ?」
「オレのどこが悪いんすか?」
「全体的に決まってるじゃないバカ龍一。」
「オイ梨華、オレが悪いのは認めるがバカは撤回しろ。」
「バカはバカよ。」
「つーかなんでお前ここにいるんだよ!?」
「私が選んだんですよ。」
「薫先輩が?なんで?」
チョイスがおかしいだろ。小田切はいいにしても梨華はなぜ生徒会に選ばれたんだ?
「龍一君の周りの人を選んだ方が楽だったからですよ。特に仕事ができそうな人を頑張って選んだんですから。」
「今楽って言いましたね?楽したいがためにこのチョイスですか!?冗談じゃないっすよ!」
ありえねー。マジでありえねー。
梨華の言葉はオレの心にダイレクトアタックしてくるんだぞ?
そんなもんやられるなんて…納得できるわけないだろがぁぁ!
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