休日っていいよねやっぱ

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「じゃ親睦を深めるためにカラオケ行こー。」 「おっしゃ、行こうぜ。」 春先輩、あなたはオレをボッコボコにしておいてなぜそんなに元気なのですか? 「オレ疲れたから帰…『ダメ!!』 お前ら全員なんでそんなに元気なの!? その元気をオラに分け(ry とゆー訳で現在カラオケへ連行されてます。 はっきり言おう。 帰りたい。 「何を歌いましょうか?」 「…どーしよーかな。」 小田切ぃ!お前はカラオケに興味のない物静かな娘だと信じていたのにぃ!ノリノリだよこの娘! 「はぁ…もう逃げないから服の襟掴むのやめてくれねーか?」 「嫌よ。」 「なんで?」 「アンタ信用ならないもの。」 幼なじみの中ではオレの好感度は最悪なようです。 「オイ、マジで離せ…ってあいたぁっ!」 マジで離しやがったコイツ。 「ったく痛ってーなこのヤロー!」 あれ?気付いたら目の前にヤンキーがいるよ? しかも前校門でブッ飛ばした奴らもいるわ。 「お前か、オレの後輩ボコったの?」 「どいてくれませんか?邪魔です。」 梨華、もう少しオブラートに包みなさい。 おかげでヤンキーぶちギレてるよ? 誰が相手すると思ってんの? 「もういい、コイツボコって女共は連れてくぞ!」 『おお!』 最悪だこりゃ…とか思ってたら早速女子に手ぇ出そうとしてやがる。 「こっち来いや!」 「させるか。」 オレは間髪入れずに拳を叩き込んだ。 「ぐはっ!」 「まったく…めんどくせぇから全員まとめてかかってこい。」 「テメッ!」 「龍の逆鱗に触れたことを…後悔させてやるからよ。覚悟しやがれ。」 「訳わかんねぇこと言ってんじゃねぇ!!」 ボス的な奴が叫ぶと周りの奴らが一気に来た。 オレはまず正面の奴にハイキックを入れ、次の奴にボディブローを叩き込んだ。 とりあえず思った。 オレやっぱ不幸だわ。
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