55人が本棚に入れています
本棚に追加
/70ページ
とゆーことで光の速さで着替え、身だしなみを整えて自宅を出ました。
まあ光の速さはウソだが全速力ですよ。
その結果、
「はぁ…はぁ…死ぬ…」
所要時間…3分
今まで生きてきてここまで全速力で走ったのは初めてだよまったく。
「随分と遅いじゃあないか龍一。」
「るっせぇ。イヤミなら聞かねぇぞクソ翔太、いや違ったクソが。」
「ひどっ!?名前取り除かれたよオイっ!」
「だって…お前だもん。」
「うわああああん!覚えてろー!」
…あーあ、めんどくせぇ。
紹介しよう、今教室から走り去っていったあのクソは中沢 翔太(なかざわしょうた)。
一応幼稚園からの幼なじみだ。まあただの腐れ縁だがな。
「ちょっと龍一!あんた初日から何をしてんのよこのバカ!」
「ぐはあっ!?な、何も殴ることはないだろう!つーかオレが悪いんじゃない、オレをきちんと起こさない目覚ましが悪い。」
「責任転嫁するなぁあああ!」
「ぐおおおっ!次は鳩尾か…よ…」
オレはそこで意識が途絶えた…
最初のコメントを投稿しよう!