分かれ道

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凄く恐かったけど開き直って待機席に座った。 みんなには訳分かんなく笑われてるし、 水商売は未成年がダメなのだって知ってるからバレないようにしなきゃだし もぅパニック。 美紀は笑いながら 「大丈夫だから心配すんな」って言ってくれたケド …アンタの笑い方尋常じゃなくてかなり心配なんですけど。 でもさ、 どんな所にだっていい人っているもんだよね。 待機席の隣に座ってた女の子が教えてくれた。 「そのお化粧凄く似合ってないよ」 なんてね。 その子が直してくれようとしたんだけど、 恥ずかしくてテンパっちゃって断った。 今思えば後悔。 素直にお願いしてたら初日の恥はちょっとはマシになってたかなぁ??
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