1.道しるべ

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指定した階に止まりドアが開き私は降りて目的の部屋の前へ来たが、 インターフォンを押そうか迷ってる内に部屋のドアが開いた。 私は少しだけ驚き少し後退りをしたが突然ドアが開いたことよりも中からドアを開けて出てきた人に驚いたのだ。 「じゃあ、また来るわね」 背の高い細身のモデル風の大人の女の人が出てきて私と目が合った。 「あら、貴女も彼女の1人?」 私は驚き少しかたまったが女の人は長い髪を耳にかきあげ。 「若いわね」 っと言うと微笑んだ。 すると奥から、少し髪の伸びた無精髭の男性があくびをしながら。
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