第二編

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風がふいた   新緑の香り 声 眼差し 笑顔   ダメだと思った   いけないと思った   心の鎖は そんなに強くはなかった     雨で湿り 太陽に熱され もろくなった鎖は   木枯らしと共に 雪の中へ埋もれていった  
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