プロローグ

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「うぉ、朝日の光で凄く眩しい」 私は車のドアの窓ガラスから差し込んでくる朝日の光が私の横顔に直撃をして私は一瞬目をつぶり掛けた。 車を運転しながら目をつぶりでもしたら、たちまち事故にもなるだろう。ましてや高速道路での運転の最中に…。 朝日が登ってきたことによりさっきまでは暗い夜の高速道路に付いていた電気や車のライトが、明るくなって来ると共に少しずつ消え始めてきた。 朝日が登り初めて少し薄暗さが残っている位の風景が私にとっては好きな風景でもある。 ましてや高速道路の運転中に高速道路の風景と共に夜から朝への移り変わりの風景を見ることが出来たのだから、私にとっては遠出をしているということもあり、気分が少しずつ乗ってきた。
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