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おいらが笑うと 駿くんも 安心したように微笑んだ 「楽屋帰ろうぜ」 駿くんがとなりに並ぶ ふわり…―― あ、 思わず声が出る なに?隣からのその声に 「駿くん、いい香り」 それだけ言った なに言ってんだよ くしゃり、 駿くんの大きな手が おいらの頭を撫でた それは、 彼の照れ隠し 思わず目を細めて また、歩きだした  
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