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んふふ、 沈黙を破ったのは あの独特な笑い声 「俺は、遠慮しときますよ」 なんだか楽しそうに、 みのはそう言って おいら達の横を するり、 通り抜けた 「そっか」 駿くんが小さく呟くと おいら達の前を 歩いていくみのの背中 右手を高く上げて 飲み過ぎないようにね ひらひら、と その手を振りながら 振り返らずに、 そう、言った  
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