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――…どくん、 心が、大きく鳴った この人は、 なんなんだろうか 俺の気持ちも知らないで こんな言葉を 簡単に口にする 「リーダー、また明日ね」 俺は穏やかに、話す この揺れる瞳に この溢れる涙に この震える心に 気付かれないように ん、おやすみ 貴方の言葉を最後に 電話は切れた ツー、ツー、ツー、 俺の涙は 俺の想いは 溢れた…―――  
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