2/2
前へ
/20ページ
次へ
彼女の母親から電話がきた[🌕🌕君!うちの子がエスカレーターで転げ落ちた!]と僕は真っ青になってたらしい 親方が[🌕🌕!しっかりしろ男がしっかりしなくてどうする!男はないつだってドーンと構えてなきゃいけねんだよ!]っていわれた そんときにはっ!って気付いて親方がダンプで病院まで連れてってくれた 病院にむかってるダンプの中で親方は一生懸命[しっかりしろ🌕🌕!]何回も言ってくれてたみたい でもそのときは何にも考えられなかった 彼女の母親から電話をもらって30分くらいかな やっと病院についた 僕は彼女の病室にむかうまでの間心のなかで[大丈夫とかもしかしてドッキリとか]完全に現実逃避だったね そしてついた うちの両親も彼女の両親もそして彼女もみんな泣いてた 死んじゃった… 彼女の言葉を聞いた途端に涙が溢れた 悲しかったでも悔しいほうが強かった なんでだよ 俺がついていればとか自分を責めてた 責めて責めてずーと自分を責めてた 本当に悔しすぎて壊れそうだった その日は僕は彼女の病室に泊まった彼女の両親も僕の両親もきをきかせて帰った ふたりで夜中まで泣きながら話してた 妊娠4ヶ月でした
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加