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二階上がる留美を無視して、俺は朝食を作る。
ふと、うとうとしていると、夢の事を思い出してしまい、その度に頭を叩く。
「詩斗香、澪!!起きなさい!起床ー!!」
留美の怒りに満ちた様な叫びが聞こえる。
朝から叫ぶとは……何て迷惑な……
「ついでに奈々!!比奈!!」
奈々達をついで扱いかよ……
そんな事を心の中で言いつつ、京子を心配する。
『(い、いや別に……京子が一番好きとかそんなんじゃ……ただ…)』
まだ夢の事が頭に残る……
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