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ある日、ある朝、ある所にある<解答者>。
今、審判が下される。
ファフナー:
くそっ!!このままじゃ!!
隊員に告ぐ、後方に後退し回避に専念せよ!!
繰り返す!!隊員に告ぐ、後方に後退し回避に専念せよ!!
(レーザー兵器が効かないなんて聞いてないぞ。
さすが解答者だ。)
四方八方から迫るミサイル。
正面から迫るレーザーキャノン。
レーザー兵器を無効化するプレブティムアーマー。
こんな化け物無理だ。
だが、奇跡はいつ起こるかわからない。
奇跡は起こるものじゃない、起こすものだ。
そんな言葉は今の状況下では全てあの<解答者>の前では無効化されてしまうのだ。
起こるのを願うしかないのだ。
生まれて一度きりも神を信じたことは無かった。
今は神の存在を目の前で視認してしまい、微かに思っていた理想像を粉砕された。
バファイ:
中央部を破壊すればアンサラーだって・・・・
ズドォーーン
隣で咲いた花弁に酷似する爆風はバファイを栄養とし、開花した。
その花弁からは何一つ残さず、ホワイト・メルクスの魂を黄泉へ送った。
ファフナー:
中央部?
下から行けばやれる!!
アンサラー(AF)の下に降下し、一気に突破を目論むソフィナー。
が、考えは甘く周りの警戒だけが強く、下の警戒が薄いはずは無かった。
直後、さっきまで外に咲いていた花弁がアンサラー下部に咲いた。
<解答者>の答えは最初から出ていたのだろう。
彼ら愚者に我が敗北を喫することなど無い。
スパイラル・オブ・マザーウィル[ネクストデッキ]
ディード:
俺が出る。
奴らは出来損ないのリンクスだった。
シェスター:
無理するなよ?
ディード:
無理承知だ。
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