僕達と青鬼

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その時、違う部屋から何かが割れる音が響く 「お,おい…もう帰ろうぜ…」 更にビビったたけしが再度提案するが… 「馬鹿馬鹿しい…お化けなどいる訳がないでしょう。科学的に考えて…」 眼鏡をかけた男子―ひろし―がため息をつき、音がした部屋の方に足を進めた。 後ろの方でたけしが何か言っているが 特に気にしない事にした 突き当たりの部屋に入ったひろし。 「ここはダイニングルームのようですね」 部屋の中を見回すとキッチンの所で何かが割れている。 「皿が割れていますね…さっきの音はこれでしょう」 ただ皿が割れていただけだったので皆の所に戻るが… 「皆さん?一体どこに行ったのでしょうか?」 他の3人の姿が見えなくなっていた…… 何かあったのだろうか… 何故か玄関の鍵が閉まっている… 「もしかして、閉じ込められましたか…?」 おそらく、みんなは脱出方法を探しに行ったのだろう…… ひろしはそう考えて自分も そうしようと思った 「皆さんを探しながら脱出方法を探してみましょう…」 そう言うと、館の中の探索に向かうひろし…… 館の中に恐ろしいモノがいるとも知らずに……………
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