異例

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…え? 考える暇はなかったと思う 気が付いたら重力も色も音もない世界に放り出されてた そうしたら、さっきの声が意識にではなく、その世界そのものから聞こえてきた 〈このチャンスをどういう風に使うかは君次第だ〉 〈そうだ。向こうの世界では君は本名を名乗ってはいけないよ〉 〈君の名前は“桐島マナ”だ〉 キリシマ マナ キリシマ マナ 桐島マナ
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