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〈こうちゃ―ん〉
《何。》
ぽ―っとしてると耳に入ってくる相方の声。
〈まぁた煙草吸ってるの!身体に悪いよ。〉
《早死にしたって俺の勝手だろ―‥》
吸い殻を灰皿に押し付けると
新しい煙草を取り出してくわえる。
チッ‥
ライターの炎がやけに赤かった。
〈ダメだって!〉
火を着ける瞬間、悠仁にくわえていた煙草をとられた。
《なんだよ‥》
少し機嫌が悪くなって、睨んだ。
〈確かにこうちゃんにも自由はあるけどね、〉
〈大切な人が早く死んだらなんて、想像しただけでも泣きたくなるもんなんだよ。〉
ぐしゃっ、と細い煙草を握りつぶして
うつむきがちに悠仁が言った。
《‥じゃあ泣いてれば》
冷めた瞳で一瞥した。
《ばかじゃね―の。そんなこ》
ギュッ。
悠仁に抱きしめられた。
〈こうちゃ‥!本当にっ‥本当に俺はそう思うの‥!っ〉
‥‥‥;;;
マジで泣くなよな‥;;
俺の耳元で涙声。
《わ―ったから、泣くなよ。禁煙すっから》
〈ほんと‥?〉
《あぁ。‥いつかな。》
〈なんなのそれ―!〉
《ちょっ‥!!ギブギブ!!締まってる締まってる!!!!》
痛いほどの愛。
愛くるしいけど
本当に痛いかんな。‥まじで;;
《ほんと、可愛いやつ‥》
〈んぇ‥?〉
《なんにも言ってねぇよっ!!//》
end.
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結局はこうちゃんが折れますw
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