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街の風は冷たくて頬をかすめては通り過ぎる
秋から冬へと変わるこの季節
心も冷たくしてくれないかな
ふとアスファルトの上に立ち止まって顔を上げると
夕陽があった
夜になりそうな空に一筋のオレンジ色が強く輝く
眩しい位に
ぼ-‥として
気付くと夕陽はもうそこに無かった
沈むの‥速いな‥
そこにあると思ってると
いつの間にか沈んで無くなってる
誰かさんの想いみたいに
そして
叶わぬ想いは自分の中へと深く沈んでゆくんだ
滲んだ視界で
星さえも掴めずに
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