心無きテガミバチ

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「…ヴォル。」 今までただ黙して彼らを見ていたヨシュアが一言、私に言った。 ヨシュアは無口で感情の読めない人だ。 けれども私にはヨシュアが何を思っているのかが解る。 ただ静かに私はうなずきヨシュアの後ろを歩く 勿論、どちらも足音をたてずに。
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