第1章

3/3
前へ
/3ページ
次へ
俺は自分の目で実際に見たことがあるものの未来や過去、そして心の中を念ずれば見たり体験したりすることができる。 写真やテレビで見たものはその力を使うことが出来ないのは難点だけど、その場所に行ったりその人に会ったりしなくても使えるのは利点だよなぁ。 まぁ、そんな能力もいいことばかりではないんだよね。 俺は昔、人に対してその能力を使いあまりにも大きなショックを受け、気を失ったことがある。 そのせいか、俺が本当に信用出来る相手にしか使わないことにしているし、使えない。    ・・ そして俺達(複数形にしたのは後で分かる)は【フォーチュン・テリング】と呼んでいる。 まぁ直訳すれば【占い】だな。 まぁぶっちゃけ占いではないけど、他に言い得ているのが見つかんなかったからな。
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加