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杉原「……それで俺が選ばれたと、
何故俺を選んだ?」
シュリア「能力と人格ですよ。」
杉原「ふっ……、能力と"人格"?ねぇ…
能力は確かにあるだろうなぁ~
だが、人格とは笑わせてくれるなぁ、
俺にその世界を壊せって言ってるのか?」
シュリア「でも貴方はそんなコトしないでしょう?」
杉原「………勝手に言ってろ。」
シュリア「では、第17世界についての資料と魔眼鏡をお渡しします。」
杉原「"魔眼鏡"??」
シュリア「魔眼鏡とは貴方が見ている視覚情報(文字等)を翻訳したり説明を表示する眼鏡です。
結構高いので壊さないで下さいね。
では、3月13日にマジックワールドに貴方を送るので、その時にもう一度ココに召喚させていただきます。」
杉原「……わかった。」
シュリア「では、ごきげんよう。
貴方達をスギナミクに転移させます。」
杉原「ん、待て!!"達"ってな」ブォン
有無を言わさずに、杉原"達"の視界は移り変わった。
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