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「ん？」
「何か大変な事になったね。」
「そうだな。ってか、お前、すげー冷静だな。」
「うーん、まぁ、慌てても仕方なくない？だって、簡単にまとめれば、この中で２人しか［無事］で終われそうにない感じじゃん？それに、さっきの説明だとこの後にテストに入る可能性も捨てきれないから、むしろこの状況は勝ち残るためにはありなんじゃない？」
「お前…」
「あっ、自己紹介遅れたけど、俺は木場、木場博樹ね。君は？」
「俺は細川。細川一輝。木場、ひとつ聞いて言いか？」
「うん、何でもどうぞ。」
「何でこの状況下で、俺に［今］声をかけた？
「君が、あんまりにも難しい顔してたから。もしかしたら、おんなじようなこと考えてるのかと思ってね。多分、この先、信頼できる、頭の切れる相棒がいないと、１０人にも残れないだろうから。理由は、わかるでしょ？」
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