話の始まり

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光邦「ねぇ、崇。僕、崇のこと従兄弟としてみれなくなっちゃった」 崇side いきなりのことだった。 今まで光邦の事は従兄弟としか見ていなかったが、光邦は違ったようだ。 光邦の言葉に嘘はない。いままでになかったように今のも嘘じゃなかった。 でもそれは、俺が必要無くなったからなのかと考えた。 確かに今まで俺の家と光邦の家は主従関係であった。だから俺もそれに従った。誰に言われるわけでもなく。 それがダメだったのか? 答えを出そうにも頭がついていかない。 だが、最近。俺も光邦のことを主として見ることが出来ていないことに自分自身気づいていた。 この気持ちは何なんだ? 崇side end
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